●寝タバコなどの火の不始末から寝具が燃え、更に火災へと拡大するケースが多いことをご存知ですか？
「まさか一本のタバコから家事に！」と疑われる方も多いのですが、消防白書によると建物内火災の着火物として、寝具類は上位にあります。
●こうした現状をふまえ、消防庁は昭和４９年から、火災から身を守る点では弱い立場にある寝たきりのお年寄りや、体の不自由な方々を守るために、防炎寝具類の使用を普及させるよう、行政指導を行うことにしました。
●行政側も京都市、神戸市、北海道深川地区、東京都等で火災予防条例を改正し、市民の安全生活のためにお年寄りや身体弱者に焦点を合わせ、防炎寝具類使用の指導に踏み切りました。
一方、政令都市の大部分は、市内カプセルホテルで使用する寝具類は、防炎製品であるよう指導しています。
●一般的にもホテルや旅館、病院、家庭へと浸透しつつある防炎寝具類は、火災予防の尖兵として、力を発揮しつつあります。 |
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